FIX MY AORISTIC PLACE
(フィックス・マイ・アオリスティック・プレイス)は
伊藤君と渡辺君のバンド(仙台出身)。
初めての4曲入りEPは
なんと真性シューゲイザー・サウンド
(靴を見つめるようにうつむいてギターを弾くことから命名
ジーザス&メリー・チェーンやライドが有名どころ)。
妖しいロック・デカダンスと
透明な疾走と
開放感に満ちた終焉、
当然バンド全員美形が必須条件ね、
猪苗代湖ズじゃお話にならない。
***
シューゲイザー・サウンドに詳しく
英国で生のシューゲイザー体験してきてる
自家焙煎コーヒーの店「スカ」のマスター
石川氏によれば
「演奏が始まってもリード・ヴォーカルは
なかなか歌いださないんだよね。
アンコールなんかも出てくるまで
10分以上待たせるし、
終わりはスモークの彼方に消えて行くみたいな、
まあ良くも悪くもロックに求められる虚構性・幻想性を
100%満たしてくれるのがシューゲイザー。
プライマルや初期のオアシスなんかも
この系譜に入るんだけど
俺はカメレオンズってバンドが好きだな。
フィックス・マイ・アオリスティック・プレイス?
なかなかじゃない」
だそう。
***
仙台出身で2011年の発売、
バンド名にフィックスとマイ・プレイスが入り
アルバムタイトルがウォーターフロントなら
「津波」を思い出してしまうけれど
スリーブ写真(内側)の静的な美しさといったらないよ、
ピーターパンで絶賛発売中の
CD現物でチェックしてね(500円)。