ビル・キャラハンの「ドリ－ム・リヴァー」は
評判通りの傑作だった。
まず圧倒的な声に驚いた。
声の好みは人それぞれだが
白人アメリカ男性のあの体格から
出てくる声の力はやはり世界一だ、
オーディション番組「アメリカン･アイドル」
一度観れば判ることだけれど。
素晴らしい歌詞のトーンを
壊さないように寄り添う
無駄のない簡潔なサウンドもいい。
英「MOJO」誌2013年ベストアルバム1位。
BILL CALLAHAN/DREAM RIVER (LP)
DRAG CITY : DC 553 (US 2013)
ピーターパン主催
ドラァグ・クイーン・パーティ・イン・仙台
今年も開催しまーす！
12月22日
関西からピーチなエアプレインに乗って
シモーヌ深雪をはじめとする
7名のクイーン達が仙台に
やってまいります。
当日の構成はと申しますと
ショウは深夜1時と2時半の2回ですが
10時半のオープニングから
瀬川雄太（サトル）と長崎（父）の
ＤＪデビューもございます。
2013年の年の締めくくりに
皆様どうぞお誘いあわせの上
ご来場くださいませ！
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12月22日（祝日前夜）
開場 22：30
ショウタイム 1：00＆2：30
場所 クラブ ADD （022-263-1185）
チケット 2000 （メール予約）/ 2500 （当日）
＊＊＊＊＊
ご予約は
まで
件名：
Diamonds チケット予約
本文：
1.お名前（フルネームで）
2.御連絡先電話番号
3.御予約枚数
ビートルズ・ファンは
1963年 と1964年のBBC 音源は
もう十分と思ってるんじゃない？
BBC VOLUME 3 は1965年音源でお願いね。
1965年のビートルズこそ最高!
「アイ・フィール・ファイン1964年11月」で
始まるドラッギー・ワールドが
アルバム「ヘルプ」～「ラバー・ソウル」で
花開くのが1965年。
＊＊＊
下のYOU TUBE は
ニュー・ミュージカル・エキスプレス
リーダーズ・ポール発表記念コンサート
（1965年4月11日）の模様だけれど
演奏する喜びでいっぱいのビートルズを
初めて見た気がする。
THE BEATLES/ON AIR-LIVE AT THE BBC VOLUME 2 (2 LP SET)
APPLE UNIVERSAL:3750506 (2013 EU)
ジャケットの失楽園の彫刻が
意味するところは
アーケイド・ファイアが
どうしようもないほど
アメリカの今を嘆いてるってことだろう。
元LCDサウンドシステムの
ジェームス・マーフィーと組んだ
アーケイド・ファイアの新作は
ダンス・ミュージックと
ニュー・ウェイブの合体だが
これまでのアルバムより
高揚感が増したかといえば
むしろ逆で深く重く
夜の真っ暗な海底へ沈んでいくよう。
2010年グラミー賞
「アルバム・オブ・ジ・イヤー」に輝いた
前作同様アメリカとイギリスで
アルバム・チャート1位。
ARCADE FIRE/REFLEKTOR (2 LP SET)
UNIVERSAL : MRG485A (2013 US)
ジョン・グラントのデュエット集が出た。
お相手の顔ぶれは
Sinead O'Connor
Damien Dempsey
Beth Orton
Villagers
Connor O'Brien
ラフ・トレイド・レコードの
2013年ベストワン・アルバムに選ばれた
最新作「ペイル・グリーン・ゴースト」から4曲
未発表曲1曲の計5曲。
エルトン・ジョンはセカンド・アルバムで
ゲイの鬱屈した性衝動を
透き通った沼に咲く真っ白な蓮の花に
変えてみせてくれたけれど、
ジョン・グラントの場合はゲイとしての自分を
エルトンのように健康的に解放したいとは
思っていないんだろう。
戦で流れた血をたっぷり吸い込んだ
古城の庭に咲く深紅のバラこそ美しい？
500枚限定販売なのでファンの方は
今すぐラフ・トレイドのＨＰへ。
JOHN GRANT/GETS SCHOOLED (12" VINYL EP)
BELLA UNION : VELLAV 433 (2013 UK)
ジェイク・バク（19歳）の
ファースト（全英チャート初登場一位）は
モッズだったりパンクだったり
英国から姿を変えて定期的に届く
典型的「長距離走者の孤独」ロックだった。
あれから1年
セカンド・アルバムが出た。
センシティブで
回りの現実に押しつぶされそうだった
ファースト・アルバムと違い
決してくさることなく
まっすぐ前を向き
肝が座った感じ、
10代の1年間の成長ってすごい。
ホーボー時代のディランそのものの
「ゼアズ・ア・ビースト」や
ＺＺトップな「キングピン」や
ロックパイルな「スラムヴィル・サンライズ」や
クレイジー・ホースな「オール・ユア・リーズンズ」など
全編走る走る走る。
プロデュースはリック・ルービン。
JAKE BUGG/SHANGRI LA (LP)
JAKE BUGG RECORDS VIRGIN EMI UNIVERSAL : 3756057 (2013 EU)
戦メリが未公開テイク満載
SHM/CD紙ジャケで再発（2枚組）。
リマスタリングはオノセイゲン。
坂本龍一/MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE (2 CD SET)
MIDI : MDCL 5017/8 (2013 JP)
ミッドレイクはこの3作目で
今様プログレというか
サウンド至上主義へシフト。
アルバムの前半はこれまで通り
ジ・アソシシエイション風なのに
5曲目あたりからメロトロンやフルートが
聞こえ出し徐々に英国の深い霧の森へ
入り込んでいく。
それでもテキサス出身らしい
素朴な好青年ぶりは残しているので
繰り返し聞いても疲れない。
アメリカで成功したプログレ・グループは
ピンク・フロイドとジェネシスと
ムーディ・ブルースだったけれど
ミッドレイクはムーディ・ブルースの
味わいにとても近いと思う。
MIDLAKE/ANTIPHON (CD)
BELLA UNION : ATO 0208 (US 2013)
アルバム・タイトル「アートポップ」だけど
そんなのどこ吹く風の
素直で健康的なレディ・ガガの新作。
話題のジャケットは
イタリア系アメリカ人だから
「ヴィーナスの誕生（ボティッチェリ）」で
日本びいきだから
「村上隆のフィギア」なのかな。
マドンナがアルバムごとに
最新のサウンドをたずさえた
「結局はメロディーよ」って曲を
必ず1曲か２曲収めておくのに対して
レディ・ガガの場合デビューして6年で
誰でも知ってる曲が「BORN THIS WAY」
だけってのはあまりに寂しい。
この新作には
「BORN THIS WAY」に続く曲が
たくさん入ってる、
「オーラ」M-1 とか
「ヴィーナス」M-2 とか。
LADY GAGA/ARTPOP (CD)
STREAMLINE INTERSCOPE UNIVERSAL : UICS 9139 (2013 JP)
今日3回もターンテーブに乗せた甲斐あって！