アルバム4作目になっても
ノスタルジーとモダンが絶妙に交じり合った
花も実もあるカーラ・ブルーニの音楽は
変わらない。
ほぼ全曲カーラ作のオリジナルで
どれも素晴らしい。
こういうのって
飢えも寒さも縁が無い
悩みといえば恋の行方くらいという
ブルジョアにしか作りえないもの。
とはいえ
フォーク・ギターを曲の中心にすえた
構成は聞き手とカーラの距離を縮め
親しみ感は以前より増している。
イタリア語に翻訳されて歌われる
シャルル・トレネのカバー
「DOLCE FRANCIA」一曲聞くだけでも
アルバム買う価値あると思う。
CARLA BRUNI/LITTLE FRENCH SONGS (CD)
TEOREMA BARCLEY VERVE UNIVERSAL MUSIC : B0018227-2 (USA 2013)